こんにちは。東京・吉祥寺の工務店ジェネシスのブログ担当モリです。
ここのところ私が担当させていただいているお施主様の中で、ヘキサゴンタイルがブームです。
ヘキサゴンタイルとは六角形のタイルで、いろんなタイルメーカーさんから様々なものが出ています。
室内の壁や床はもちろん、屋外でも使用できて、形が個性的なこともあり、アクセントにはぴったりのタイルです。
今日ご紹介するのは、LDKの床に採用する杉並の家です。ご要望は、きれいに規則正しく貼る、のではなく数色の味がある素材を使ってワイルドにランダムに規則性なく貼る、というもの。
六角形といってもいろいろあって、サイトや写真・カタログを見ただけでは到底決められませんので、まず各タイルメーカーからサンプルを大量に取り寄せて、お好みのタイルを探します。
ある程度決まったら、図面に割付白図を落とし込んでランダムに色を付けていき、仮割付イメージを決めていきます。
これで、「ハイ、貼りましょう!」ではなく、現場にタイルを納品させてから、お施主様と監督と皆で一緒に並べていって、実際のイメージを確認していきます。それがこちら↓
フムフム。
ここで当初のイメージから微調整を加えて、最終的に貼り方を確定させます。
こんな感じになり、この後さらに微調整しました。
この状態を写真にとってから、一回タイルを全部しまいます。その後、割り付け図を作り直して、タイル職人さんに貼り方指示を出し、あらためて貼ってもらうということになります。
手間はかかりますが、こだわりを我慢することなく家づくりをするためには必要な作業です。お施主様も快くご協力いただき感謝です!
現在は貼り終わって養生されている状態です。四角形じゃないだけに難しいですが、その分ランダムな感じに面白味があり、フローリングとの取り合いがどうなっていくか、仕上がりがとても楽しみですね。