吉野杉のクロス(吉野かわかみ社中)

平素よりお世話になっております。

突然、ではございますが、、ネットスラングのお話を。
いつも私の記事の出だしに書いている「平素よりお世話に~」は、
ネットのスラングで、「へいそおつ」と省略されているのを見たことがあります。

同じくスラングで「(笑)」が「w」になったのは大分前からですけども、
とても笑えるという意味の「www」が見た目から「草生える」や「大草原」と表現され、
「森生える」「竹生える」と略した記号が自然のように壮大になっていき……若い人発想って凄いなと思いました。

というわけで(どういうわけで)
今回は天然木のクロスを紹介します。

吉野かわかみ社中 
厳選した吉野杉を表面加工したクロスです!
※ジャパンホームビルディングショーにて撮影させて頂きました。

本物の天然木のクロスのロールって初めて見ました。迫力あります。
天然木だから、塩ビの壁紙みたいにリピート(繰り返し)部分はもちろんないですし、
さわり心地も風合いも、上品で全体的に木目が揃っていますね。
この今壁紙に使用されている吉野杉は、
「ちょんまげの時代の方が植えた杉です」と説明され時の長さを感じました。


「柾目」と「板目」で模様が異なります。

<大雑把に板目と柾目について>


木のどの部分をカットするかで、変わってくる木目の模様のことです。
ざっくり描くとこんな感じです。

吉野杉は、育成途中で「密植」→「多間伐」→「長伐期」というものがあり、
多くの苗木を植える事で、木自身が太陽の光を求めてまっすぐ上に向かって伸びていき、
100年の間に10回以上間伐し(木を切ってまばらにすること)均一にして、
100年・200年の大きい木を育て行くのだそうです。
(参照:吉野かわかみ社中「奈良良材 吉野杉」参照)

とても丁寧につくられていることが伝わってくる、こんなクロスもアクセントにいかがでしょうか。

ちなみに、吉野かわかみ社中さんの天然木クロスと内装建材「みらいのたね賞」を受賞されたそうです。
おめでとうございます!

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